木部の傷みを気にかけられていた折に同じ床や壁をやり直すなら、1FはLDKとトイレのみと言ったシンプルな間取りながら、御家族でゆったりとくつろげるLDKにと改装をご提案させて頂きました。
1FLDKの床や壁等木部の傷み(シロアリ駆除)を修繕するのであれば、今後の事を考えて改修の際にしておいた方が良い事を提案して欲しい。
傷みのあった床や壁下地の修繕はもとより、今後のLDKの使われ方をヒアリングし、後々階段の上り下りが困難になった時の寝室代わりに使用する事やお孫さんを連れて来られる娘さん家族が来てもくつろげるような空間にする事等を配慮しスペースの取り方を検討しました。
以前からお使いのカウンターを使用される予定でしたので、カウンターでポットや調理器具を使用される際に必要なコンセントを床に増設、食事だけでなく調理台としてもお使い頂けるよう考慮しました。
冷蔵庫置場横の袖壁もキッチンを隠す為に大変有効です。
調理スペースが小さく、狭い収納スペースのセットキッチンを解体しシステムキッチンを入れました。効率よく収納する事が出来るシステムキッチンの特徴を生かしすっきりとお使い頂けます。
オプションでお選び頂いた目線に合う調味料棚や水切り棚は普段のお料理の際に活躍しているようで、本当に使いやすくなったと喜んで頂いております。
駐車場だった場所を使いリビングを拡張し、くつろぐ為のスペースをしっかりと確保しました。床下には45㎜の断熱材を敷き詰め足元の冷えを防ぎます。照明はくつろぎを演出するための調光機能付。全てLEDとすることで電球交換の手間と電気代をカットしました。また窓が道路側に移動し外からの採光もよりUPしました。
部屋への入口はもともと1箇所でしたが、改装後は2箇所へと増設しました。ご近所の方が腰掛けてお話しされたり、大きな荷物を入れたりするのに是非欲しいとご要望があり設置させて頂きました。
修繕をきっかけに生活を豊かにするためのリフォームをご提案させて頂き、コンパクトな空間ながら必要なスペースは確保出来たと思います。
キッチンも以前よりサイズアップしボリューム感はありますが、リビング側からは袖壁の効果でお料理後のキッチンや冷蔵庫は見えないのですっきりとした眺めに出来ました。
ダウンライトの柔らかな明かりで照らされたお部屋の雰囲気はくつろぎの空間へとがらっと変わりました。
また、お部屋の基本性能アップを考え床下の断熱材を新たに充填し外壁側にもすき間無く充填していますので寒い京都の冬でも快適に過ごして頂けると思います。
工事中はスケジュールの調整を含めてお世話になりました。リビング部分のスペースが広くなり、孫を遊ばせておくことも出来るようになった事、部屋が見違えるようにキレイに広くなった事を喜んでいます。
フローリングの色やクロスをはじめ、キッチンも最後まで色やオプションで悩んだ甲斐があり大変気に入っています。何度もショールームへ出向いて相談にさせて頂いて本当に良かったと思います。
キッチンは雪害で急遽商品を選び直すことになりましたが、それが使い勝手の良いオプションを備えたキッチンに出会うきっかけとなったので今では逆に良かったと思って居ます。
何より毎日使うキッチンの収納力には驚いています。今まで入りきらずにいたフライパンや鍋等もすっきり納まって今ではキッチン廻りの片付けが非常に楽になりました。ただ一つ以前から使っていたものが古く感じてしまい買い換えるか悩み中です(笑)
担当の方や大工さんにも途中で変更や追加工事の要望を相談出来たことも満足行くリフォームに繋がったと思います。
当初よりも予算をかけるカタチになりましたが今回リフォームを頼んで良かったと思っています。