お施主様のご希望は「天井を高くしてバリアフリーにしてもらうこと、すきま風の入らない暖かい部屋、湿気がないカビの生えない家にしたい」ということ。
以前は、天井と床の高さが部屋毎に異なり間仕切の敷居でも段差が生じていましたが、圧迫感を感じる垂れ壁を取り出来る限り段差を解消、LDKをバリアフリーにしました。
ひと続きの空間に生まれ変わったLDKは、瓦屋根の和風住宅の外観に合うよう和モダンに。
大部分を占める床材は、LIXILの[ラシッサD]を採用、洗練されたリアルな木目柄で質感も再現。一般家庭に存在する細菌に対して高い抗菌性能を発揮します。お子様や高齢者のいるご家庭でも安心してお使いいただけます。
照明は、調光調色可能なシステム照明にしました。お好みのシーンで雰囲気を変えて過ごしていただけます。
特にリビングの間接照明がお気に入りと、仰っていただきました。
リビングには、お好みにプラニングしたシステム収納[Vietas/ヴィータス]を採用。
住まい全体の収納を「モノ-ライフバランス」の考え方をベースに、「みせる」「つかう」「しまう」の3つのカタチで考えます。テレビまわりをバランスよく「つかう」「みせる」「しまう」でスッキリ。お施主様に気に入って頂いた間接照明やアクセントクロスを採用して奥行きを感じる心地いい空間に。
グレーズグレーの目を引くキッチンとカップボードはLIXIL[リシェルSI]。実力派の機能で家事をサポートします。
ワークトップは、熱や傷・汚れに強くお手入も簡単なセラミック、焼き物ならではの味わい深い上質な質感。シンクは[ひろびろサポートシンク]で調理道具や食器などがたっぷり置けます。プレートを活用すれば調理や片付けがよりスムーズに。また水栓は、手やものを近づけるだけで止水排水が楽々なタッチレス水栓[ナビッシュ]、キャビネット収納は、使う頻度の高い手前のものをぱっと取り出しやすい[ラクぱっと収納]を装備し、作業効率を良くしてくれます。
洗面室から浴室までの空間。水まわり空間は、白とグレーを基調としてアクセントで木調の建具を入れています。脱衣室は、以前はカーテンで仕切っていましたが、壁と扉を新設してプライベートを確保した脱衣室が誕生。また、洗面室にエアコンを新設しました。
すきま風が気になっていた開口部分、勝手口には新しいドアに取り替え密閉性を向上、リビングやトイレの窓には、内窓 [インプラス] を施工し、しっかりと断熱対策をしました。
岩倉の冬は市内中心よりも冷えるので冬は寒く、近年の夏は非常に厳しい暑い日が続き家の中も熱がこもりやすく参っておられましたが、これからは快適にお過ごしいただけます。これからもっとご家族との団らんのひと時を健やかに過ごして頂けますように。
パースイメージでいろいろ私たちの要望に答えて頂いて、最後に決めた部屋の感じを画像と動画で見せてもらいました。
イメージはだいたい分かっていましたが、出来上がりはイメージ以上に良く出来ていて感動しました。
素敵なリフォームをして頂いてありがとうございました。